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質的分析とは
質的分析は、文献、史料、インタビュー、政策文書などを読み解き、コード、事象、アクター、因果仮説として整理するための機能群です。
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11タブ構成
研究者向けには、使える分析手法と出力できるものを先に示すと探しやすくなります。
- ダッシュボード: プロジェクト概要と集計
- コードブック: 階層型コード管理
- コーディングマトリクス: コード x 論文の集計
- ICR: Cohen's Kappaと一致率
- 史料批判シート: 著者、年代、真正性、バイアス、信頼性
- タイムライン: 事象を時系列で整理
- アクターマップ: 国家、組織、個人の関係可視化
- プロセストレーシング: 因果仮説と証拠の検証
- 比較分析: MSSD / MDSD、ケース x 変数
- フレーミング分析: Entmanの4要素
- レポート: 分析結果の出力
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分析を始める前の準備
質的分析に入る前に、対象資料、研究問い、分析単位を決めます。資料全体を読むのか、発話単位で見るのか、政策文書の段落単位で見るのかによって、コードの付け方が変わります。
最初のコードブックは粗くてかまいません。数件の資料に試しにコードを付け、重複、曖昧さ、階層の深さを見直してから本格的に進めます。
- 研究問いを一文で書く
- 分析対象の範囲を決める
- 分析単位を決める
- 初期コードを少数作る
- 数件で試し、コードブックを修正する
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タブの使い分け
コードブックとコーディングマトリクスは、資料の内容を整理するために使います。ICRは複数人でコーディングする場合の一致確認に使います。史料批判、タイムライン、アクターマップは、歴史研究や政策過程研究で文脈を確認するために役立ちます。
プロセストレーシング、比較分析、フレーミング分析は、問いがある程度固まってから使うと効果的です。最初からすべてのタブを埋めようとしないことが大切です。